複数人が関わった著作物の権利は？

共同著作物

何人かで一つの作品を創作し、ひとりひとりが取り組んだ部分を分離して使用することができない著作物です。

バンドメンバーが一緒に作曲した楽曲やチーム一同が作成した絵画。

著作物を作るケースでは、１人だけではなくて数人で進行させるケースがあります。

2人以上の人が協力関係で創作して、ひとりひとりが取り組んだ部分を分離して利用できいない著作物が「共同著作物」です。

バンドのメンバーが一緒に作曲した楽曲がこれに該当します。

メンバー揃ってこの楽曲の著作者になって、著作権を「共有」します。

こうした場合、著作権を行しするにはは、著作者すべての人の合意が必須条件です。

そうして、著作権が保護してもらえるのは著作者の死後70年間ですが、共同著作物となると、著作者のうち最後に故人を基に算出されます。

以前にも放送で見たひとつの商店街が娯楽番組で披露してました。

シャッターが下りている一軒一軒のお店に相続した人がいるわけですから、一人ひとり探し建て替える同意を得ることができずボロボロ状態での営業を営んでいるお店も数件あるので、台風でアーケードが飛ばされ明るくなりましたなどと、気楽な気持ちで喜ぶお弁当屋さんの店主のお話が聞けたのです。

一日一日がリスク覚悟の建物との闘いで、地震で揺れる場合には急いで外へ逃げることによって認知症の予防にもなっていると言っていたのです。

そのぐらいの精神的に強くなかったら、お客さん相手にしてセールスなどあり得ないと思います。

悩まないこういった強さにお世辞ぬきで尊敬しまた。

歌詞とメロディーで分離できる楽曲や絵と文章で分けられる絵本、楽曲と演技で分かれるミュージカルなどがあります。

楽曲の作詞と作曲・編曲を個々の人が行なったのなら、小説で「1章は〇〇さん」、「2章は△△さん」という風に分かれる場合とか、マンガ（アニメ）も原作者と作画を手掛けるケースも上げられます。

各著作物を分離して利用することができる物をいいます。

このケースでは、ひとりひとりが創作した著作物の著作権、1章の著作権は〇〇さん、2章の著作権は△△さんというわけです。

マンガや小説を原作となって制作された映画、キャラクターを登場人物にしたアニメなどがあります。

マンガやアニメ、小説を原作とされて制作された映画などが、「二次的著作物」に相当します。

当然、映画制作会社は原作者の漫画家に許諾を取った上で制作し、映画の著作者というわけです。

素晴らしい映画はたくさんの映画関係者から許諾のオファーが来ると人気が高まります。

一般的な話ですが、小説と映画は別物として考えどういう風に映像化されるかということが「とっても楽しみでいる」と原作者はコメントをしているのです。

観客も原作を読み監督や脚本家がどういった風に創作して堪能させてもらえるのか？2度楽しむことだってできると思います。

日本映画監督「男はつらいよ」シリーズの原作者で脚本家・山田洋次さんの「幸福の黄色いハンカチ」のベースはアメリカのお話からヒントを得て、北海道・網走の炭鉱町を舞台に夫婦愛として、日本映画界のアカデミー賞に輝くぐらい多くの感動をもたらしてくれた。

しっかりと原作者から許諾を取っていらっしゃいます。